Kokko 真面目すぎる東大生

大学卒業までに会った出来事を綴るブログ。読書記録多めかも

読書記録

「旅のラゴス」筒井康隆

友人のオススメの一冊がことごとく小説・漫画の類なので、 この数か月で今まで大学生活で読んだ小説の数を超えてしまった。 本来の趣旨としては、視野を広げることにあったけども、「お前フィクション読めよ」って言われているようで耳が痛い。 「旅のラゴス…

「銀の檻を溶かして」高里椎奈

自分とは本の趣向が異なる友人から勧められた一冊。 妖怪探偵系の作品ということで、ゲゲゲの鬼太郎を想像していたが だいぶ違っていた。 一番印象に残ったのは「3人のキャラ」で、 読んでいて彼らの登場するシーンは安定して面白かったように思った。 中古…

「金閣寺」三島由紀夫

試験やら夏休みの旅行・帰省で暫く休止していた読書記録。 今回は「金閣寺」三島由紀夫を読んだ。 三島由紀夫についての知識は人並み程度しかなく、関わりとしても「復讐」を教科書で読んだだけだった。 なので以下、読んで思ったことを純粋につらつら書いて…

「死ぬ瞬間」(キューブラロス)

卒論の指導教官に、「この題材を卒論にするなら読んでなきゃおかしい」と言われ紹介された本。 (というか、「大学生なのに読んでないって何?」のレベルで言われてしまった) 昔から思っていた疑問として、「患者がどう思うか」という視点が特に高齢者患者の…

「ビジネスを作る仕事」小林敬幸

三井物産の社員の方が書かれた本。 大企業の中での新規事業について色々書かれている。 すぐにできるActionとしては、ビジネスモデルを捉える練習かな。 神社の集客機能・集金機能の話とかふむふむと。 以下、メモ。 ・企画書はポルノ小説風に ・現実の認識…

「ゴリオ爺さん」バルザック

この話で取り扱われていた「社交界」及びそこにいる人々の描写が、最も自分の今の生き方に似たものを感じなかなか面白い作品だった。 全体として、私にとっては冗長だと感じる表現が多く、また長編小説を読むことがどうしても時間の無駄のように思えてしまい…

「猫とともに去りぬ」ロダーリ

猫とともに去りぬ(作:ロダーリ) (感想) 「猫」を題材にした短編ファンタジー。 普段ファンタジーを読まないので、こういう子供向けのストーリーは 優しい世界が描かれていてホッとするような気持ちになった。 *友人にオススメの本を聞いて読む、というこ…